No.10は、仕事の用事で外出したときに本屋に立ち寄って買ってきました。
今回は、ついにポイントが付きました。
ポイントは、やはり鉄道模型で最も注目度が高いアイテムではないかと思います。
理由はいくつもあります。
- 入門基本セットには入っていないことが多い
- 車両は前進後進だけで実はイマイチ動きに面白みがないが、ポイントが入ると変化が大幅に増える
- それなのにポイントは高い
- 遠隔操作できる電動ポイントはもっと高い
- ポイントを増やしてトリッキーな運転ができるレイアウトプランを考えるのは面白い
以上がビギナーの話。
以下は限界を超えてしまったマニアの話。
- レイアウトのジェットコースター化を避けるには線路を減らしたい
- 特に線路が蔓延する元凶になるポイントは減らしたい
- それに、実際の鉄道ではポイントはそれほど多くはなく、滅多に無い方が実感的
- それにも関わらず、見た目の変化や運転の面白さを考えると、ポイント無しとは行かない
- 相矛盾する要求に折り合いを付けて、最小のポイントで最大の面白さを発揮するレイアウトプランを考えるのは面白い
さて、昭和の鉄道模型は……といえば、ポイント1つです。入門用の小型レイアウトを考えた場合、2個付けるのが基本フォーマットかなと思いますが、1個です。ちなみに、2個というのは引き込み線からエンドレスの本線に出た列車が別の引き込み線に入って止まるという運転を行う最低個数です。しかし、私はポイント1個でも構わないと思います。中学生ぐらいの時に見た乗工社(だと思うが定かではない)のデモ用小型ナローゲージレイアウトは、ポイント1つでしたが、十分に魅力的に見えました。
線路配置が難しい §
というわけで、ともかく線路は全て揃ったはずなので、実際に予定された配置通りに組んでみました。
しかし……。
線路が余ります。
上手く組めているのか現段階では分かりません。
実はコーナーが歪んだエンドレスであるため、短いレールで微調整を要するのです。
たぶん、No.12のパネルボードには正しい線路配置が印刷されているのでしょう。
それはともかく、配置してみると非常に小さいですね。
線路だけ見ていると、玩具のようです。
しかし、線路以上の密度で建物を並べていくと、この玩具らしさが消えていくのが不思議ですね。